種をまいたら収穫しよう

この冬の札幌は、去年の冬と比べるとかなり雪が少なく、去年の今時期、車がすれ違うだけでも大変だったことを考えると、本当にありがたいことです。

受験シーズンがいよいよ佳境に入りました。ここから受験生は、春まで全速力で走り続けることになります。
受験生はもちろん、まだ受験生ではないという生徒にも、今日は朗報を。
みなさん、たった「ひと手間」かけるだけで、勉強の成果が圧倒的に上がります！

その「ひと手間」とは、「解き直し」です。
この「解き直し」という「ひと手間」をかけると、学習効果が飛躍的に上がります。しかも、面倒くさいという理由だけでこの「ひと手間」を飛ばしてくれる人が多いので、基本的に解き直しをするだけで、大きなチャンスをものに出来ます。

塾や学校の授業を種まきだとすると、「解き直し」は収穫です。せっかく種をまいたのですから、知識や考え方をしっかり収穫して、頭の中に蓄積していきましょう。
「解き直し」の時にひと手間かけるかかけないかで、成果は大きく異なります。

例えば、こんな具合です。

例１ 算数や数学の問題を解いていて、×の問題があった。
・間違えた問題のポイントを確認して納得する
（先生に聞く、説明を読む、調べる、答えの解説を読むなど）
ここまでは誰でもやります。

――――「ここでひと手間」を惜しまない！
・今、納得したのと「同じ問題」を何も見ずにできるかどうか解いてみる。

例２ 英単語
・単語を２０個覚える
・４つ覚えられない単語があった→その4つができるように練習する

――――「ここでひと手間」を惜しまない！
・最後に、２０個全部（最後に残った4つだけでなく）を正解できるか確認する。

この「ひと手間」をしっかりかけて、しっかり収穫をしていきましょう。