「うちの子、5歳から英語教室に通っているのにちっとも英語を話せるようにならないんです」という相談を受けたことがあります。

小学5年生の生徒さんで、英語教室の交流会で外国人の方と全然会話をしない、教室のレッスン中はちゃんとやっているのに、と。

普段のその生徒さんの様子を思い浮かべて疑問を持ったので、お母様に尋ねました。「○○君は、普段から私にも“うん”と“うんん”以外ほとんど話さないし、お友達との会話でも口数の多い方ではないのですが、日本語でも大人としゃべりますか?」と。


そのような会話からしばらくして、お母様から報告を受けました。「先日、家庭に外国人のお友達を招いた時に、息子が“英語で~ ~をなんて言えばいいの?”と聞いてくれたんです。話したいことができたらちゃんと話すんですね」と。


その生徒さんは、その後だんだんと会話の多い子になっていろいろなことを話してくれるようになりました。勉強が楽しくて、人にいろいろなことを教えてあげたい、先生になりたい、ということまで言ってくれ
るようになりました。


勉強についても日常生活についても、何かができない、と感じた時に教えたりフォローしたりすることは親や先生としては大切ですが、一方で子ども側からの自発性も必要です。子どもが自発的に思いを伝えられ
る場所や体験は、どんな風に工夫していくといいか、大人側も模索する必要があります。


そういった体験や興味の先に、勉強があって、そして英検などへの挑戦があるといいですね!