最高気温が氷点下の日がぼちぼち出始め、あと少しで新年。
新年になると、あっという間に時間が過ぎ去り、気づけばゴールデンウィークってことになりかねません。


月日が流れる速さは洋の東西を問わず、英語でも日本語でも
“Time flies like an arrow. ”光陰矢の如し、とはよく言ったもので
す。
そういえば、子どもの頃、祖母が正月会うたびに言っていました。
「1月行っちゃった~、2月逃げちゃった~、3月去っちゃった~。
この3か月はホンマに過ぎるの速いで。気合い入れて過ごさなア
カンよ。」
全くその通り。1年の始まりの3か月を充実したものにするため、12月こそ気合を入れて準備すべきかもしれません。


さて、「~してから勉強します。」「~したら勉強しようかな。」という表現があります。もはや慣用句なのか?というくらい頻繁に耳にします。ですが、あまり使わない方がいいでしょう。以下、使わない方がいい理由を主な使用例とともに説明します。


代表的な使用例としては、
「明日になったら、勉強する」「学年が上がったら、本気を出す」などがあります。耳触りも良く、
ちょっと聞くと正しいような気もします。ただ、明日になっても、学年が変わっても、また同じことを言い続けるだけなので、この発言はおかしいことがわかります。


正しくは、「今日した勉強の続きを明日しよう」「次の学年の予習をしながら、学年が変わるのを待つ」です。


より進化した(おかしくなった?)使用例としては、
「ゲームを買ってくれたら、勉強する」「お小遣いをくれたら、勉強する」などです。これはもう完全に勘違いとしか言いようがない。


さらにすごいバージョンとしては、
「成績が下がったら、勉強する」「もういよいよダメになったら、勉強する」なんていうのまであります。うーむ・・・。


ちなみに、私が聞いたことのある、この手の発言の中での最強は、
「次の人生では、努力家に生まれてきたいなあ・・・」です。


くじら