中学3年生の保護者の皆さんは内申点の重要性が身に染みていると思いますが、中学1・2年生の保護者の皆さんはまだ受験が先で内申点の重要性を正確に理解できていない方も多いと思います。1・2年生のうちから内申点を大事にしなくてはならない理由が3つあります。


第一に公立高校では70%の受験生が当日の学力検査の点数と内申点を同等に評価され、15%が内申点を重視して評価されるからです。受験生の実に85%は内申点を評価されています。残りの15%も当日の学力検査の点数が重視されますが、内申点が全く評価されないことは稀です。また、内申点の評価の半分以上が1・2年生で決まります。中学2年生までの内申点を甘く見ていると3年生で挽回できない可能性が高いのです。


第二に私立高校も内申点を評価しているからです。自分は私立に行くから関係ないと思っている場合は、もう一度向き合ってみましょう。推薦や単願・専願はもちろん、一般入試でも内申点を評価する私立高校は多いです。逆に言えば、当日の学力検査で本来の実力が発揮できなくても、内申点が高ければ挽回できる可能性が上がるのです。


第三に普段から努力を積み重ねる癖をつけることは夢や目標を叶えるために役立つからです。内申点はコツコツと努力を重ねることで上がります。こうした普段から少しずつ努力を継続することは、お子さんの将来に大いに役立つでしょう。輝かしく見える仕事であっても、その裏には地道な努力があるものです。受験だけでなくその先の夢や目標を叶えるためにも、パシフィック・セミナーで今日から少しずつ頑張っていきましょう。