大学受験では、TOEFL、TOEICなどの外部検定の級やスコアによって、受験生の英語力を判断したり、得点化して合否判定の材料にしたりする入試制度があります。現在、多くの大学ではこの英語外部検定利用入試を取り入れており、中でも利用率が高いのが英検です。


実際、現在の中高生の英検取得率は85%と、漢字検定の56%や数学検定の15%に比べて高くなっています。大学受験において英検を持っていると、総合型選抜の出願条件がクリアできる、得点換算・加点される、英語の試験が免除されるなどの利点があります。3年生になると、模試や入試に向けた勉強で検定勉強に時間を割くことが難しくなります。


1、2年生のうちに英検上位級を持つことで、受験生になった時に有利になるということです。

大学受験対策としては、英検2級を持っていると優遇措置を受けられる大学の数が大幅に増えます。また、準1級であれば難関国公立大学の総合型選抜や学校推薦型選抜の受験資格を得ることができるなど、受験に大変有利となります。

大学によって出願資格、条件が異なりますので、自分の志望校はどのくらいの級が必要か確認してみましょう。また英検だけでなく、漢検や数検も大学によっては優遇措置の対象となる場合があります。志望校が決まっていなくても、検定を持っていることで受験できる学校が大幅に広がります。積極的に検定受検に挑戦し、大学受験を有利に進めましょう。