1年前の記事で、「今年はどんな成長をしたかな。できるようになったことは何だろう。いい面をたくさん見つけてあげたいですね。(“見つけて”がポイントです。)」と書きました。これはとても大切な視点です。意識して見ようとしないと、 “できるようになったこと”ではなく、“親の理想通りではないこと““できていないこと”を見てしまうからです。親子の認識の違いで、できないところに注目してしまうと、子どもはやる気を失ったりしてしまいます。ぜひ、できるようになったところを見つける時間を親子で持ってください。そして、次はどんなことができるようになりたいかを、考えられたらいいですね。
この視点は、例えば、子どものテストや宿題などを見る時も同様です。どうしても、できていないところに目が行きがちですが、できたところを確認してからでも遅くありません。そして、できなかったところの中でも、真っ白で手を付けなかったところを教えるよりは、書こうとして消したとか、迷った跡があるようなところを“がんばったね”“おしかったね”と言ってあげてください。できなくても挑戦した子は認めてもらえて、次も何か答えを書いてみようという前向きな気持ちになれます。
この時期は学校から返却されるものもたくさんあります。今年度の振り返りをするときには、ぜひ、できるようになったところを見てあげてください。その次に、できなかったところのなかでも、もう少しでできたかもしれないところを励まして、次のステップにつなげてあげてください。
投稿者プロフィール
最新の投稿
教室長リレーブログ2025年12月2日【中学生】2学期定期テストを終えて
パシフィック・セミナーからのお知らせ2025年11月26日冬期講習の受講生募集を開始しました。
教室長リレーブログ2025年11月25日【高校生】大学入試共通テストへ向けて
教室長リレーブログ2025年11月18日【小学生】冬休みの過ごし方

