小学生保護者の皆様、今回は第2回読書感想文にご協力いただき、本当にありがとうございました!今回は読書感想文におけるご家庭での声掛け法についてお話しいたします。
「子どもの読書感想文をどこまで直せばよいか」とよく質問を受けます。解答としては、「内容は直さなくても
よい。(文法的な誤りや文章のおかしいところは一緒に直してほしい)また、文章を書く前に本に内容についてたくさん話をしてほしい」です。読書感想文の良いところは、何を書いても基本的に自由ということです。本を読んだ感想ですから正解はありません。保護者様としては、テーマから外れた場面や、「普通そんなところを書かないでしょ!?」という箇所を感想文に書いていると気になってしまうかもしれません。しかし、お子様が本を読んで
引っかかる(印象に残る)場面は、本人の経験や興味・関心と必ず結びついています。ぜひ一緒に本を読んでなぜその場面を選んだのかゆっくり話し合ってみてほしいと思います。きっと、本人がそれをうまく言葉にできていないだけで、何か感じるものがあったはずです。また、学年が進んでから同じ本を読んでみると、違う場面に引っ掛かりを感じることでしょう。それこそがお子様が経験を積み成長した証なのではないでしょうか。
最後にある小学生男子の書いた感想文の一部を紹介したいと思います。「ぼくは他の人からふつうじゃないと言われたら、『うれしい』と思います。それは特別でかっこいいということだと感じるからです」素晴らしい!この感性を大事に育てていきたいものです。10月より保護者面談が始まります。各教室に生徒の書いた個性豊かな作文がおいてありますので、ぜひ待ち時間の際に読んでいただければと思います。
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