【中学生】２学期定期テストを終えて

10月末から11月頭にかけて定期テストがあった学校の皆さん、定期テストお疲れ様でした。特に、中３生は学力テストＣとも日程が近く、本当に忙しかったと思います。テストの結果が良かった人も、いまいち振るわなかった人も、ここで一区切りではなく、勉強する習慣がついている今のうちに継続して勉強しましょう。中学１年生の皆さんは、前期の成績が付いてランクの計算ができるようになり、具体的な志望校を考えることができるようになったので、一つずつ進路が現実味を帯びてきている時期だと思います。

入試に直結する内申点は１年生学年末・２年生学年末・３年生学年末の成績で計算を行います。もちろん、今回の前期の成績も学年末の評価にかかわりますし、１年生・２年生の段階からすでに受験に向けた準備が始まっていると言えますが、同時に前期の成績だけで決定するわけではないということです。今一度、塾の先生・教室長の先生と目標を整理し、今のうちから学年末のテストに向けた準備を始めておきましょう。

一方で、ここまでの話を聞いて「まだ間に合う」「前期より頑張れば成績を１上げられるだろう」と簡単に考えてしまうと数字を上げることは難しいです。学年末テストは３学期内容が主な範囲ですが、前期の内容を出題する学校もあります。出題はされなくても、前期（または前学年）で学習した内容は“わかっている前提”で問題が作られます。今回、結果が振るわなかった人は特に前期の内容を取り返すだけの学習量の確保が必要になります。「今回これくらいの勉強量でこの点数だった」といった感覚のまま後期に挑んでしまうと得点は確実に下がります。今から始めれば学年末テストには間に合いますが、勉強量を甘く見ずに、冬期講習でしっかりと勉強して高得点を目指しましょう。