いよいよ年末、何かとバタバタする季節がやってきました。あと1か月もすれば冬休みに突入し、小学生たちはお家でゴロゴロする時期です。しかし、あまりダラダラした生活を送ってほしくはないというのが本音かと思います。そこで、今回は冬休みの過ごし方についてです。
まずは学習習慣についてですが、どんなイベントがあっても1分は机に向かうということを意識させてください。人間、毎日続けている習慣が途切れてしまうと、リセットされてしまいます。リセットされた習慣を取り戻すのには多くのカロリーを消費しますが、逆にちょっとでも続けてさえいれば、習慣は継続します。スキー場へ行って疲れた日でも、漢字を1文字書き取ってくれれば合格として、学習習慣を継続させましょう。
2つ目に娯楽についてです。以前であれば、親戚同士集まってボードゲームで頭を使ったり、共有の話題で盛り上がったりして、コミュニケーション力が鍛えられていたお正月ですが、令和の今は子どもたちも様々な趣味を持っていて、その多くはスマホで完結するものになっています。ソーシャルゲームやショート動画はただただ時間を消費するだけのことが多いですから、多くの時間を使える冬休みは読書や映画鑑賞など、長い時間を使ってできる娯楽がよいでしょう。
しかし、冬休みに勉強も読書もしてくれない、と困っている保護者様も多いと思います。そこでおすすめなのは、保護者様も何かしらの作業をするということです。例えば、家計簿をつけたり、書類の整理をしたりです。もちろん、保護者様が読書をするのでも構いません。そうすると「私も宿題(or読書)するから、あなたも一緒にやらない?」と誘うことができます。子どもたちは親の影響を必ず受けます。保護者様が作業していたり、頑張っている姿を見せると子どもたちは家での作業が当たり前になってきます。
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