一学期もいよいよ終わり、夏休みに突入します。夏休みの学習の大きな目的は総復習と基礎力向上です。パシフィック・セミナーの夏期講習では、基本的に一学期の復習+2学期の予習を行なって、2学期にスムーズな学校生活が送れるようにカリキュラムを作成します。
カリキュラムの作成の参考にするのが学力測定テストです。中学3年生は4月に、他の学年は5月にテストを解いてもらいました。そこで、苦手だった分野を中心に夏休みに何を勉強するのかを考えて、夏期講習の計画を練ります。夏期講習ではそれを元に学習をしてもらい、中3生は8月10日の道コン、他の学年は8月24日の学力測定テストで、学習の定着度を確認します。
いつも学力測定テストが終わり、結果が出ると「全然できなかった」と落ち込む人や「思ったより点数が高かった」と喜ぶ生徒さんがいます。もちろん、これは当たり前の反応なのですが、大切なのはそのあとです。落ち込んだ後に「もっと勉強すれば良かった」と後悔するのか「ここができなかったから次の学力測定テストでは得点できるように復習しよう」と前向きに考えるかが大切です。もちろん後者が正しい考え方です。学力測定テストはその人の能力を図るテストではなく、どこができていて、どこが苦手なのかを知るためのテストです。本番はあくまでも受験です。
90点という高得点が取れても、「適当に書いたらあたっていた問題はなかったかな」「少し気を付けていればできた問題はなかったかな?」と考えることが大切です。
今回の夏休みの学力測定テストも結果を見て喜んだり、落ち込んだりした後に、次に向けて何をするのか考えてみましょう。
投稿者プロフィール
最新の投稿
教室長リレーブログ2025年12月2日【中学生】2学期定期テストを終えて
パシフィック・セミナーからのお知らせ2025年11月26日冬期講習の受講生募集を開始しました。
教室長リレーブログ2025年11月25日【高校生】大学入試共通テストへ向けて
教室長リレーブログ2025年11月18日【小学生】冬休みの過ごし方

