6月に入るといよいよ今年度初めての定期テストがあります。特に中学一年生は人生で初めての定期テストになります。保護者様も自分の子どもの初めての定期テストだという方も多いかと思います。そこで今回は定期テストに向けての勉強で保護者様ができることについてお話します。
まず、前提として保護者様の時代の定期テストと、現在の定期テストは大きく異なっていることを認識してもらいたいと思います。かつての中学1年生の1学期のテストと言えば、ABCの書き方や英語の挨拶を理解できるかを聞くくらいのレベルのテストでした。しかし、現在は小学生のころから英語の授業を受けていることを踏まえて、定期テストのレベルも上がっています。canやwant toなど、かつては中2で履修したような文章も出題されることもあります。「中1の最初のテストでは高得点取れて当たり前」という時代は終わったのです。ただの暗記と思われがちな社会でも、最近は資料の読み取り問題が多数出題され、暗記だけでは太刀打ちできません。今のテストは昔より難しいということを頭に入れたうえで、お子さんと話をする必要があります。
だからと言って、ガミガミと勉強しろと言っても反発を招くだけになってしまいます。そこでおすすめなのが、勉強の計画を聞いて、確認してあげるという方法です。何時から何をどれくらいするのかを予め聞いておいて、チェックだけをするのです。大切なのは無理な計画は立てさせないこと(毎日5時間勉強するなど)、計画通りにいかなくてもガミガミと小言を言わないことです。計画通りにいかなかったときは、お子さんと話し合って、計画を立て直すことが大切です。
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