子どもの家庭学習の習慣づけに、頭を悩ませることがあると思います。今の学年が始まって1カ月が経ちましたが、1学期のうちに何とかしたいと考えているご家庭もあるのではないでしょうか。学習時間の目安は(学年×10+10)分なので、例えば、小5では毎日60分が目安ですが、「毎日60分」に固執するあまり、親から子への声かけが、逆効果になってしまっている場合のあります。
そこで、「毎日必ず○○時間」という完璧主義を手放してみてはいかがでしょうか。疲れた日、体調不良の日は「やらなきゃ」のプレッシャーより、「やったらすごい!」の達成感を育む方が長続きします。また、大切なのは「量」より「質」なので、ダラダラ長時間子どもを拘束するより、集中した短時間になるようにタイマー活用や目標分割も有効です。
そして、親の関わり方が何よりも重要です。子どもが勉強しているとき、親も読書や家事をしたりして、子どもが「自分だけが勉強している(させられている)」という孤独感をなくす工夫もしてみてください。親がニュースをチェックしたり調べ物をしたりという姿を見せると「学ぶことは楽しいことなんだ」というメッセージが自然と伝わります。
毎日勉強ができなかったら、例えば3日で合計3時間できればOK、という柔軟な姿勢で考えることも工夫の一つです。5月下旬から保護者面談もあります。もし、家庭学習で困ったことがあれば、いつでも私たちにご相談ください。お子さんの成長を一緒に見守っていきたいと思っています。
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