新学期が始まり、2か月が経とうとしています。1年生の皆さんは新しい生活に慣れてきた頃かと思います。もうそろそろ気になるのが、ランク(内申点)の取り方です。評定の付き方については、オンライン保護者会や、保護者面談の際に教室長よりお話があるかと思います。新指導要領に変更になってから、テストでしっかりと得点しなければ上位の成績が取りにくいことは再三お伝えしていますが、それ以外にも生徒がしっかりと取り組まなければいけない課題があります。


学校によっては、毎授業やテストの振り返りシート(レポート)が課題として出されることがあります。だいたいA4用紙いっぱいに書かなければいけないことが多く、文章をまとめて書くことが苦手な生徒にとってはかなり大変な課題です。この課題は提出する回数が多ければ多いほど、取り組むのが大変ですし、毎回の内容が薄くなりがちで、高い評価を取りにくくなってしまいます。


去年の受験生で、テストでは85点前後を取っているけれど、決まって評定が4の生徒がいました。なぜ5が取れないのか、色々話を聞いていると、振り返りシートの課題の評価でなかなかB+より上を取ることが出来ていませんでした。(この学校はA+が一番良い評価)内容を見てみると、教科書や板書の内容は綺麗に写しているのですが、それに対する自分の取り組みや考えがほとんど書かれていませんでした。それ以降は、全ての振り返りシートを提出前に持ってきてもらい、添削を行ってから学校へ提出するようにしました。最終的には、安定してA以上取れるようになり、3学期の評定ではなかなか5が付かなかった2教科で5を取って、ランクも上げて卒業することが出来ました。


このようなレポート形式の課題は何を書けばいいのか、明確に理解している生徒は少ないです。困った時には早めに教室へご相談ください。内申点確保に向けて全力でサポートいたします。