中学3年生は学力テストや定期テスト、学力測定テストなどこの後毎月テストがあります。中学1、2年生は11月から12月にかけてある定期テスト、そして11月下旬には学力測定テストを控えています。テストへ気持ちや行動を向けるために、普段から勉強する場所が整理されているか、勉強に必要のないものが置かれていないか確認しましょう。


勉強する場所が自分の部屋の机でなく、リビングや食卓の人もいるかもしれませんが、今回は勉強する場所を「机」と呼ぶことにします。机が整理されていない人、勉強に必要のないもので溢れている人は勉強の効率が、整理されている人に比べると格段に下がります。机が整理されている人は、勉強をしようと思った時にすぐに取り掛かることが出来ます。そうでない人は、まずノートを広げる場所を作って、使うテキストを探して・・・と時間がかかりますね。そして、勉強以外のものが机周りにあると、視界に入ってきてしまい、勉強を始めても思考が邪魔されてしまいます。(スマホやタブレットも同様です。)今一度、机周りが「勉強を集中して取り組める場所」になっているか、確認してみてください。


もう1点、勉強する場所が整理されているべき理由があります。「先生、○○のテキストを失くしました。」とか「ワークの解答を失くしました。」という相談をたまに受けます。その時に「部屋(またはカバンの中)って片付いてる?」と聞くと、だいたい「片付いていないです」と返ってくることが多いです。その「探している時間」がとても勿体ないのです。それを探している間に計算問題が何問解けたか、英単語を何個覚えられたか・・・と考えると、整理整頓が必要な理由が分かります。