
はじめの一歩が大事なんだとつくづく思います。
ちょっと時間があるときに、15分使って少しだけ課題を進めておく。5分でワークを1ページだけでもやっておく。3分あったら、音読をしてみる。
はじめの一歩は簡単なことでいい。はじめの一歩をやっておくと、その続きはとても進めやすい。はじめの一歩として、今回のおススメはシンプルに音読です。音読は英語だけでなく、国語や社会でもかなり有効です。
時間は短くてもOK。時間よりも回数を重ねることがポイントです。ということで、今回は・・・
「音読のコツ~効果的な音読の3段階」
1.まず読む。とにかく読む。
【英語なら10回程度が目安。スラスラ読めればそれでOK。
社会や理科はこの段階は、回数が少なくてもよい。】
この段階では、意味は分かっていなくてもよいです。どうしても気になる単語や用語は調べたりすればいいですが、読むことに集中します。
2.訳せる。内容を理解する。
【1~2回。この段階では、じっくりていねいに。理解したら終了】
じっくり意味を考えながら読む。分からないところは、訳を見たり、
調べたり、教わったりしながら、一文一文読んでいきます。
3.意味を考えながら読む。イメージしながら読む。
【くりかえし、くりかえし】
意味と内容をしっかり理解した状態で読んでいきます。はじめはゆっくりでOK。意味を取りながらだと、はじめはゆっくりになることが多いです。回数を重ねるにつれて、意味を理解しながら読めるスピードを上げていきます。人に説明したり、会話をしているつもりで、状況をイメージしながら、できるだけ高速で何回も読むことがコツです。
音読は、いっぺんにたくさんやろうとしないで、1回あたり1~5分程度の音読でも、一日に何回かやるといいですよ
。そして、何よりも継続すること。
他の科目の間に挿入するのも効果的です。起きたら音読2分。数学30分勉強したら音読1分。休憩から戻ったら、漢字の練習の前に音読3分、英語の勉強中に音読10分・・・
というわけで、はじめの一歩は簡単なことでいいのです。はじめの一歩をやっておくと、その続きを進めやすくなります。ぜひ、お試しあれ。
(くじら)