
高校生のみなさんは、これから学校祭があり、夏休みに入ります。精一杯高校生活をエンジョイください、また勉強もおろそかにしないようにしましょう。モチベーションをあげるため、夏休み中に各大学のオープンキャンパス(大学説明会)に足を運んでみてはいかがでしょうか。高1,2生は、いろいろな大学を見て、やりたいこと、行きたい大学など、目標を探してみてください。特に高1は夏休み明けに文系理系の選択をする高校が多いので早めに情報を集めましょう。
さて、今回は道内大学の主な変更点をお伝えします。
①千歳科学技術大学 19年度より公立化(予定)
来年4月より、公立化が予定されています。その影響を受けて今春の入試難易度が跳ね上がりました。札幌から通うことのできる理工系公立大学になります。札幌からの受験も多くなることが予想されます。
②室蘭工業大学 工学部から理工学部へ学部編成(予定)
今まで4つに分かれていた学科を2つに統合し、工学部から理工学部へ編成されることになります。分野の枠を超えた幅広い教育を行えるようになります。
③北海道科学大学
センター試験入試で英語外部試験 利用開始
医療系学部をそろえ、理系総合私立大学として人気を集めている道科大が、来春のセンター試験利用入試で英検などの英語外部試験による加点を行うことになりました。詳細は未発表ですが最大15点の加点を行うようです。最近人気の高くなっている医療系学部は特に合格ボーダーが上昇することが予想されます。
④小樽商科大学、北見工業大学、帯広畜産大学
2022年より経営統合を検討
5月の末に発表されたニュースです。国立大学再編の波が北海道にも押し寄せてきました。大学間の距離が離れていますが、授業をライブ配信したり一定期間大学の近くに滞在して通うことを想定しているようです。来年入学すると、4年生時に経営統合することになります。 (石川 恵一)